
2021.01.05
新年あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
雪の多いお正月となりましたが、如何お過ごしでしたか?
毎年、年末年始は従弟夫妻が帰省して必ず我が家に立ち寄って
祖母の顔を見に来てくれるのですが、今年は会えませんでした。
でもそれは仕方の無い事、静かなお正月でした。
大晦日には毎年恒例の神棚の掃除と鏡餅のセッティング。
今回は久しぶりにお仏壇の大掃除も行いました。(しまった、画像なし・・・)
昭和30年代からある我が家の仏壇。
所どころ彫物が落ちたりしていますが、基本的に家族全員扱いがすこぶる良いので
(経年劣化はもちろんありますが)殆ど傷みなく、健在のお仏壇です。
久しぶりに全ての引出しや物入も全部開いてみました。
色んな宗派のお経の本やお札(我が家は浄土真宗本願寺派です)、
古い過去帖(あまりの古い年号に主人びっくり)、
大正時代の葬儀の際の買い物帖(これが残っているという事は戦時中は疎開してあったのか?)、
指輪のケースに入った金歯!(誰の?指輪は無いのか?!)、
桐箱に入った銀杯(売ろう!売りましょう! 今、1g96円位です)、
昔の岩倉具視500円札が6枚(しかも新券が4枚もあった)、
在位50年記念硬貨(昭和!)など。
「これは何?」「んー、分からん」とにかく色んな物が出て来ました。
処分していい物もあるのでしょうが、やっぱり何となく出来なくて、
そのまま引出しに仕舞いました。
ひとつ開かずの引出しがあって、それはどうやっても引っ張り出す事が出来ず、
狭い隙間から手を入れて中身を掻き出しました。
なんと!「ご仏前」の金封が!しかもちゃんとお金も入ったまんま!
前の福沢諭吉の1万円札で2枚入っていました。
表書きは母の実家の名前で、亡き祖母の字で書かれたもの。
母方の祖父が最後に富山に来たのは、木本の祖父の七回忌位か?
母方祖父だって亡くなって20年は経っているので、ずっと寝かされていたご仏前。
「九州のおじいちゃん達からのお小遣いだよ、お母さん貰っとかれ~。」
母はホクホクしてました。
(昼食のMacハンバーガー代と孫2人のお年玉に充当されました。)
↑前の1万円札は色が濃い目。裏にはオシドリが描かれていましたね。
沢山出て来たお札類には亡くなった曾祖父母の名前が書かれた物が多く、
久しぶりに二人の名前を見て、全国各地のお寺に祈願していたのがよく分かり、
『納骨の際に納めよ』と書かれてあるものまで出てきてしまったのには
三十三回忌も過ぎてしまっており、孫・ひ孫一同、申し訳ない気持ちです。
(今更お墓は掘れんもん・・・)
でも、久しぶりに色んな人の事を思い出し、家族で話題に出来たのは
良い事だったと思います。きっと見守ってくれているでしょう。
思いがけないものが出てくるかもしれない仏壇掃除。
ご家族皆さんでやってみてください!
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