大雨になると・・・。

昨日(7月5日)の雨はひどい雨でしたね。

仕事で砺波方面へ行っていましたが、神通川も庄川も、水量が多く、

田んぼ周りの用水も流れが早いな、と見ていました。

 

 

 

大雨になると不安になる事がいくつかあります。

店の表玄関と裏の通用口の所で地面の高さが違う事。

表の旧8(県道44号線)の道路面と裏の道路面では約80㎝も高さが違います。

当店では裏口へ続く通路へ階段を設ける事で高低差を解消しています。

 

ご近所さんも、道路面から裏までフラットにしている所、

建物の中でスロープを設けている所、などなど様々です。

 

 

店ではお仏壇を並べる所を高く取っています。

これは昔からで、以前の店舗でも同様の方法でした。

これはお仏壇を見て頂くには高すぎるのですが、

浸水を心配した祖父(故人)の考えだったろうと思います。

 

 

私は小学生の頃に大正生まれの祖父から聞いた話で、

「昔(何年前かは不明)、神通川が氾濫した時、

丸の内は腰の高さまで水に浸かった、

安野屋は胸の高さまで浸かった。」

「安野屋に住んでいる友達が心配で、おにぎりを沢山握って持って行ったが、

どんどん深くなっていって、胸の高さまで水があって、

背負って行った荷物を頭の上に乗せたんだ。」

と言っていたのが忘れられません。

 

恐らくその時の祖父の経験が、店の造りに生かされているのだろうと思います。

ご近所さんを見てもそうなので、昔の事を教訓にしておられるのだろうと思います。

 

 

大雨になり、雨水の排水が追い付かなくなると、店の前はプールの様になります。

車が通ると波が出て、店の玄関は波打ち際のような状態です。

今までのところは間一髪のところで店内への浸水はありませんが、

近年の大雨は恐ろしいので、「万が一」の想定をして

水の侵入を防ぐための板を用意しています。

(多少の時間稼ぎをする程度かもしれませんが・・・。)

 

 

問題は、裏の通用口から水が入り込んだ場合で、そこの対策は不十分です。

そう思った時が、考える時で、役に立つかどうかは分からないけど、

板だけは用意しておこうかな?

1階に2か所階段を作ってあるのも、川が氾濫した時の事を思っての対策のひとつ

だったのか?などなど・・・。

災害を経験した先代達の「防災の知恵」を有難く受け継いでいる事へも

感謝している今日です。

 

 

当店、非常時用のローソクを販売しておりますよ。

当店規模の店がストックしておくには多い位の数量を在庫しています。

こういう物は何かあってから仕入れようとしても遅いので。

「12時間用」と「24時間用」がございます。

毎年9月1日の防災の日に、数量の確認をしています。

 

 

引き続き大雨の警報が発令されていますので、

気を付けながら過ごしましょう。

 

 

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