
2018.02.23
やっぱり食べ物の話しは反応が違います!
昨日の「秘密のケンミンショー」で、山形県庄内地方の郷土料理
「いとこ煮」が紹介されていましたね。
小豆ともち米をお砂糖と炊いてあるので、おはぎの様な、甘いお赤飯のような
こってり、ねっとりしてそうな食べ物でした。
(個人的には、このいとこ煮を挟んだどら焼きが気になりました。)
人気番組で取り上げられると、やっぱり検索されるのですね!
今日、COOKPADのアクセスレポートを見たら
我が家の「いとこ煮」の閲覧数も今までにない件数のアクセスがありました。
この間、「マツコの知らない世界」で梅干しの回があった時も、
梅干しの作り方のアクセスがその日だけ急上昇でした。
(まぁ確かに、テレビで美味しそうなの見ると、作り方調べたり、
お店検索したりしちゃうからねぇ。)
見てくださった方がいると思うと、それだけで嬉しいです♪
一般的な「いとこ煮」は、カボチャと小豆を煮たもので、
地域によって 蓮根と小豆(新潟県)、里芋と小豆、さつま芋と小豆、
と組合せが異なります。
富山県や石川県は 大根、人参、里芋をはじめ、こんにゃく、揚げなども一緒に
小豆と煮込んだ物で、我が家のように味噌汁仕立てだったり、
醤油味の煮物であったりするのが、このあたりの「いとこ煮」です。
郷土料理は本当に色々あって面白い!
ケンミンショーを見ていても、日本全国、まだまだ知らない食べ物や食べ方が
沢山あるなぁと思います。
日本全国と言わず、富山県内でもまだまだ知らない食べ物があるかもしれない!
そう思うと、また楽しくなってきます。
参考にしているのが、
「聞き書 富山の食事」 (日本の食生活全集16 農山漁村文化協会 1989年)
という本です。
執筆者の一人が親戚の方だったので、我が家では大切にしている本の1冊です。
昭和初期~戦後までの日常、四季折々の食事、慶事、弔事のご膳などが
紹介されていて、「いとこ煮」の事も載っています。
富山市立図書館には北海道から沖縄まで、全ての都道府県の本が揃っています。
興味のある所からでも目を通してみようと思っているシリーズです。
このシリーズ、まだ5冊しか目を通していないですが、福井県の食文化が凄いですよ!
浄土真宗の2つの派の本山と曹洞宗の本山があるという事で、やっぱり文化が奥深い!
地域の行事、習慣に付随する食文化がべらぼーに凄いです!
岐阜県の本には、山菜や木の実、川魚の料理、冬の保存食についての記述など。
ささっと目を通しただけですが、見ていてとても楽しいシリーズなので、
おすすめです。
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