やっぱり食べ物の話しは反応が違います!

昨日の「秘密のケンミンショー」で、山形県庄内地方の郷土料理

「いとこ煮」が紹介されていましたね。

小豆ともち米をお砂糖と炊いてあるので、おはぎの様な、甘いお赤飯のような

こってり、ねっとりしてそうな食べ物でした。

(個人的には、このいとこ煮を挟んだどら焼きが気になりました。)

 

 

人気番組で取り上げられると、やっぱり検索されるのですね!

今日、COOKPADのアクセスレポートを見たら

我が家の「いとこ煮」の閲覧数も今までにない件数のアクセスがありました。

この間、「マツコの知らない世界」で梅干しの回があった時も、

梅干しの作り方のアクセスがその日だけ急上昇でした。

(まぁ確かに、テレビで美味しそうなの見ると、作り方調べたり、

お店検索したりしちゃうからねぇ。)

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見てくださった方がいると思うと、それだけで嬉しいです♪

 

 

 

一般的な「いとこ煮」は、カボチャと小豆を煮たもので、

地域によって 蓮根と小豆(新潟県)、里芋と小豆、さつま芋と小豆、

と組合せが異なります。

富山県や石川県は 大根、人参、里芋をはじめ、こんにゃく、揚げなども一緒に

小豆と煮込んだ物で、我が家のように味噌汁仕立てだったり、

醤油味の煮物であったりするのが、このあたりの「いとこ煮」です。

郷土料理は本当に色々あって面白い!

 

 

ケンミンショーを見ていても、日本全国、まだまだ知らない食べ物や食べ方が

沢山あるなぁと思います。

日本全国と言わず、富山県内でもまだまだ知らない食べ物があるかもしれない!

そう思うと、また楽しくなってきます。

 

 

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参考にしているのが、

「聞き書 富山の食事」 (日本の食生活全集16 農山漁村文化協会 1989年)

という本です。

執筆者の一人が親戚の方だったので、我が家では大切にしている本の1冊です。

昭和初期~戦後までの日常、四季折々の食事、慶事、弔事のご膳などが

紹介されていて、「いとこ煮」の事も載っています。

富山市立図書館には北海道から沖縄まで、全ての都道府県の本が揃っています。

興味のある所からでも目を通してみようと思っているシリーズです。

 

このシリーズ、まだ5冊しか目を通していないですが、福井県の食文化が凄いですよ!

浄土真宗の2つの派の本山と曹洞宗の本山があるという事で、やっぱり文化が奥深い!

地域の行事、習慣に付随する食文化がべらぼーに凄いです!

岐阜県の本には、山菜や木の実、川魚の料理、冬の保存食についての記述など。

ささっと目を通しただけですが、見ていてとても楽しいシリーズなので、

おすすめです。

 

 

 

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