
2017.06.02
山王祭り
今年も山王祭りの時季を迎えました。
5月31日の朝に獅子舞とお神輿をお迎えしました。
獅子舞の時には富山テレビのカメラマンさんが撮影に来てくださいました。
当店の店の前での様子を撮影して行かれ、夕方のニュースで
ちょっと映っていましたよ♪
お神輿をお迎えしての祈祷は、
丸の内3丁目町内会の分(お供え前で祝詞を上げられる神官さん)と、
わが社の分(店内で祝詞を上げられる神官さん)と合わせて祈祷して頂きます。
今年は5月31日が水曜日で定休日だったため、家族だけでお迎えしましたが、
営業日であれば社員も一緒にお迎えし拝礼します。
外にはお供えをしています。
これは町内会で用意しているお供えです。
米、塩、お酒、するめ、昆布、野菜(大根、人参、山芋)を白木の三宝に載せています。
榊も1対 入れています。
神社へのお供えとして、お酒1升、お米をお渡ししています。
するめ、昆布、野菜は町内で御下がりとして分けています。
毎年、お神輿をお迎えするのは、結構それなりに緊張感を持ってお迎えしているのです。
神輿が神社を出て家々を巡ることを「渡御 とぎょ」と言います。
父(社長)は昨年まで、「渡御委員」というお役目を仰せつかりお世話をしていました。
黒の礼服を着て、お神輿に付いていくつかの町内を巡ります。
お神輿、神主さん御一行の安全を心がけていると話していました。
(だいぶん古株になったので他の方に変わり、お役御免となりました。)
また、自分の町内では「奉迎委員」という係りがあります。
各町内の日枝神社担当の宮総代がお世話に付いているはずです。
獅子舞や神輿祈祷を依頼した家々に先回り「もうすぐ来られるので、お家の方は準備して待っていて」という先導役と、
この一年間に不幸のあったお宅の前を通らないようにするための配慮などをしています。
次のお隣の町内会さんへバトンタッチしたらちょっと一安心です。
(書くかどうか迷ったのですが、
神輿の祈祷を頼まれた世帯・事業所で、代表者数名だけがお迎えして、その他の人は
2階から見下ろしている光景を見かける事があります。
これは良くない事ですので、どうか控えて頂きたいです。
お神輿が来る=神様が来られるのですから、きちんとお出迎えをし、
祝詞の間は低頭、二礼二拝一礼 おまいりをするのが礼儀かと思います。)
十数年前までは、6月1日に子供神輿もありましたが、町内に小さい子供が居ないので取り止めになりました。
この近所では、丸の内2丁目、総曲輪3丁目、総曲輪4丁目が行っておられるはずです。
町内を取り囲むように、しめ縄も張っていたのですが、これも無くなりました。
しめ縄を張る作業が楽しくて、張られた後の町内が神聖な場所に見えて、
その風情が大好きでした。同時期に大手町もしめ縄を止められたので、
総曲輪通りにずらっと掛けられた日枝神社の桜の提灯だけ続いています。
今年は夜間に雷雨や竜巻注意報も出たりして、天候が不安定ですね。
お祭りも今日までです。お天気なんとか持ちこたえてくれますように!