
2017.05.01
昔のものシリーズ その1 続き
昨日のブログで、古い帳簿用のスタンプの事を書きました。
スタンプの中で気になる物がひとつ。
「金箔保証金」と書かれたハンコ。
実態はよく分からないのですが、
近くにあった古い書類の束に関連していそうなものを発見。
「金箔(金粉)出入台帳」という書類。
昭和24年頃、金箔は配給で入手していた模様。
曾祖父の名前があり、
〇月〇日 〇枚入手して、 何を作るのに何枚使ったか、何枚残ったか、を記録した書類。
戦後はやはり材料の調達が大変だったんですね。
先日祖母が、「商売屋だったから2階建ての建物を作ることを許可された」とか
古い話をしているなぁ、そんな戦後間もない頃の話しをされても・・・
と聞いていたのですが。
何でも自由に、希望のようには行かない時期、協力し合っていた時期が
あったのだと思い知らされます。
富山県宗教用具商工業協同組合
県内の仏壇店や職人で組合を作り、金箔を調達、仲間内で融通しあったりしていたようですが、
この組合はとっくの昔に無いはずで、役割を終えて解散したのでしょう。
こういうものを見てしまうと、やっぱり捨てられない。
祖父や父も、処分するタイミングは何度もあったと思うのですが、
片付けの最中にこんなの見つけてしまったら、
「懐かしいもの見つけた!」 「面白いもん見っけ♪」
みたいな感じで、捨てられずに除けてしまったのだろうと予想。
(私がそうだから。)
この書類があった束の中から、
江戸時代の図案帖のような物も出てきたので、次はそれを載せますね。